院長コラム2

治療関係について

私は治療関係も含め、
すべての人間関係は「水平」、「対等」、「相互的」であるべきだと考えています。

男性と女性、親と子、生徒と教師、雇い主と従業員、患者と医者・・・
それぞれが、それぞれの担うべき役割、責任がありますが、
それを踏まえた上での「対等」で「水平」で「相互的」な関係が保てた時に、
その関係は建設的、生産的なものになると思っております。

「相互的」とは、生徒が教師から学び、教えることを通じて教師が生徒から学ぶというような「お互いが影響を与え合うような」関係のことを指しています。治療関係もそうであり、そういう関係が保てた時に治療の効果が最大になると感じております。

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例えば、患者さんが苦痛や症状のことを話す。
医者がそれに有効だと思われる薬やその他の対応を考える。
そして患者さんが薬をのんでみて、それに対する効果や副作用のことを話す。
そしてまた医者がそれについて対応を考える・・・
この繰り返しが治療であると思っています。

また、「自分のことは自分が一番よくわかっている」ことは確かですが、
自分より周囲の人間や専門家の方が分かっている部分もあります。
そこをお互いが分かっている部分を出し合って、話し合うことが有意義であり、治療的でもあります。

そういう意味で治療とは、薬物療法にしてもカウンセリングにしても、患者さんと医者との合作であると言えます。

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思うこと、感じることを遠慮なく診察の場でお話し下さい。


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