院長コラム6

過去の意味

コラム5でも述べましたが、私たちは過去の影響を受けながら現在を生きています。

しかし「過去の意味するもの」は変化しうると考えています。もちろん歴史的な事実は変わりません。その変わらない過去を受け止める「現在のこころ」が変わりうるのです。

例えば、子供の頃厳しかった母親を恨んで育った娘が、成人して育児をするようになった時、初めて母の気持ちを察することができ「母も若かったのだ!必死だったのだ」と感じることができ、母への恨みの気持ちが消失して行くことなどです。

おおげさに言えば歴史の解釈が変わるのです。「現在」が「過去」に影響を与えているのです。カウンセリングの効果の一つがここにあると思います。



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